
持続可能な森林経営
自伐型林業を学ぶ
過疎集落の裏山整備ができる「小さな山守り業」の知識やスキル、そして経営までを目的に合わせて学べる学校を創設します。
大きな学校ではありません。
開校時は、校舎もありません。
山守りの基礎基本を学びながら、みんなで育てる学校にしていくことも理念にします。
里地里山の小さな集落は、過疎と言われ、消滅すると言われています。そんな里地里山にある集落の切り札と言われている「自伐型林業」を学んでいただけます。ここでは、山に対する想いや地域を維持する知恵、そして未来へ受け継ぐ山守りの知識やスキルを身につけていただきます。
自伐型林業を林業界の花形産業にするための学校です。エネルギーや食の自給もできない国は、いずれ滅びます。当たり前のことを、当たり前にできる力を養う学校を目指していきます。
学び・育ち・自立する。
そして次につなげる。
山守業から、持続できる豊かな社会を創造していく学校です。
主催:一般社団法人 ふくい自伐型林業協会
運営:一般社団法人 ふくい美山きときとき隊
校長:宮田香司
2023年 1期生 2023年 2,3期生
2024年 4期生 2024年 5期生
2024年 6期生 2025年 7期生
2025年 8期生 2025年 9期生
「自伐型林業」について
自伐型林業(じばつがたりんぎょう)とは、採算性と環境保全を高い次元で両立する持続的森林経営です。参入障壁が非常に低く、幅広い就労を実現します。
今、国土の7割を占める山林を活用する「地方創生の鍵」として期待され、全国各地で広がっています。中山間地域再生の切り札、採算性と環境保全性を高い次元で両立する林業であり、これまで推進されてきた「所有と施業を分離した、森林組合や業者に施業を委託する施業委託型林業」と異なり「小規模の限られた森林の永続管理とその森林から持続的に収入を得ていく林業」のことです。
自伐型林業大学校を開校する福井県は、林業県でもあります。
福井県の林業の歴史
福井県の林業の歴史は古く、約1,200年前の奈良時代には既に山林の開発が行われていました。その後、鎌倉時代には禅宗寺院の増加に伴い、禅寺が山林を開発することが盛んになりました。江戸時代には、福井県は加賀藩(現在の石川県・富山県・福井県一帯)の一部として統治され、藩主の政策によって林業が発展しました。明治時代には、国家主導での近代化政策が進められ、福井県でも森林保護区域の設定や森林の育成・整備が行われました。戦後の復興期には、森林整備事業が推進され、森林の再生・育成が進められました。 現在の福井県の林業は、主に山村地域で行われており、杉やヒノキなどの針葉樹、落葉樹が生産されています。また、県内の山々は豊富な渓流を持ち、ヤマメやイワナなどの川魚も豊富で、森林資源の保全や伐採による収益など、多様な役割を果たしています。
入校資格
18歳以上で、性別、在住地を問わず健康な方であれば、受講可能です。(普通自動車の運転免許は必須)
受講希望者が近年増加しているため、先着順ではなく、選考型とさせていただきます。期間中に休まずご参加いただける方のみご応募ください。
学費
受講選考が確定次第、基礎講習の資格習得分として受講費用33,000円(税込)をお支払いいただきます。 その他の受講費用の負担はございません。研修時の宿泊が必要な場合は、宿泊や食費など自己負担となります。
2026年度 第10〜11期生 最大20名
(2クール合計)を募集します。
(日程違いの1クール最小5名〜最大10名程度)
自伐型林業大学校のカリキュラム
<ワンシーズン2クール程度実施するカリキュラム>
カリキュラムは、単位制での受講が可能で、年度またぎでも3年以内であれば継続的な受講ができます。
自分の仕事や生活スタイルに合わせた選択ができます。
基礎的な学びは春に、秋頃スキルアップ、または次年度で、スキルアップなど、1年で3クールあるシステムを活用いただくことができます。
ただし、1クールの最低カリキュラムは連続受講できるように調整願います。
<基礎スキルから経営法を習得>
地域森林山村の維持管理を目的として持続可能な森林保全を推進し、山林管理の担い手になる知識、技術の習得をします。
環境配慮型の持続可能な森林経営を学び、実践スキルを磨くカリキュラムです。
自伐型林業基礎スタートアップコース(基礎知識・技術力編)10日間
- ・開校式 山林視察含む
- ・基礎技術研修(1)(チェーンソー・刈払機安全講習)
- ・基礎技術研修(2)(小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育)作業道づくり
- ・自伐型林業に必要な経営(個別相談)
- ※福井や他のエリアで、自伐型林業での上記講習をクリアしている方は、スキルアップ講習からの受講も可能ですが、基礎講習を再受講いただきスキル確認をいただくこともできます。
- ※但し、全コースを受講いただく方を優先とします。
自伐型林業技能スキルアップコース(技能アップ編)19日間
参加資格:チェーンソー・刈払機・小型車両系建設機械運転修了の方
- ・自伐型林業スキルアップ知識講習(持続可能な山林経営の魅力と知識)
- ・作業道整備基礎研修(自伐型林業最大の魅力)
- ・山林作業基礎スキル確認(準備資機材・資機材メンテナンス・年間施業など基礎知識)
- ・作業道整備スキルアップ
- ・刈払機スキルアップ(除伐)
- ・チェーンソー作業スキルアップ(選木・伐採)
- ・林内作業車施業スキルアップ(枝払い・造材・搬出)
- ・山林調査、GPS測量、システム利用研修など
- ・自伐型林業に必要な経営(経営・個別相談)
自伐型林業独立経営スキル習得コース(独立編)10日間
受講資格:自伐型林業技能スキルアップコースを修了の方
- ・自伐型林業の経営法(資金繰り・山林確保・補助金確保)
- ・独立準備・団体設立方法・事業・活動計画の作り方と報告書
- ・中間プレゼン(プレゼンの必要性)
- ・自伐型林業に必要な経営(経営・個別相談)
- ・現場スキルチェック(合同)
- ・山林施業スキルアップ(テーマ別・2〜3人での施業)※作業道整備(特別講習含む)
自主トレーニング(自由参加)6日間
- ・スキル強化の自主トレーニング ※個人対応ですのでご相談下さい。
- ・校長の宮田はじめ、ふくい美山きときとき隊メンバーと実践の中で学べる日程もあります。
自伐型林業卒業セレモニー1日間
- ・研修成果発表・卒業セレモニー
森林技能・指導者養成コース(講師育成編)60日間
- ・大学校の各コースでの補助
- ・講師スキルアップ
- ・個別スキルアップ
フォローアップ1日間
- ・経営フォローアップ(個別対応)
2026年度は、自伐型林業大学校にて、上記の内容を学べます。
自伐型林業は、全国的な広がり、SDGs の観点からも人材育成が必要となります。卒業生対象に現場経験を高め、更に後輩育成に関心をもっていただける方に、技術やスキルを伝える指導者養成コースを構築していきます。また、企業連携や新サービス、その他卒業生の夢やロマンを形にしていける大学校に、進化させていきたいと考えております。
2026年度カリキュラム日程
自伐型林業基礎スタートアップコース(基礎知識・技術力編)
(小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育・チェーンソー・刈払機安全講習)
| 研修テーマ | 日数 | 10期生 | 11期生 | |
| 座学 | 開校式 山林視察含む | 1 | 4/13 | 5/11 |
| 座学・実技 | 基礎技術研修(1) (チェーンソー・刈払機安全講習) |
4 | 4/14〜4/17 | 5/12〜5/15 |
| 座学・実技 | 基礎技術研修(2)(小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育)作業道づくり | 4 | 4/20〜4/23 | 5/17〜5/20 |
| 座学 | 自伐型林業に必要な経営(個別相談) | 1 | 4/24 | 5/21 |
| 5〜10名程度 | 10 |
自伐型林業技能スキルアップコース(技能アップ編)
参加資格:チェーンソー・刈払機・小型車両系建設機械運転修了の方
| 研修テーマ | 日数 | 10期生 | 11期生 | |
| 座学 | 自伐型林業スキルアップ知識講習 (持続可能な山林経営の魅力と知識) |
1 | 5/26 | 6/8 |
| 座学・実技 | 作業道整備基礎研修 (自伐型林業最大の魅力) |
3 | 5/27〜5/29 | 6/9〜6/11 |
| 座学 | 山林作業基礎スキル確認(準備資機材・資機材メンテナンス・年間施業など基礎知識) | 1 | 6/1 | 6/12 |
| 実技 | 作業道整備スキルアップ | 4 | 6/2〜6/5 | 6/15〜6/18 |
| 実技 | 刈払機スキルアップ(除伐) | 1 | 7/6 | 7/20 |
| 実技 | 山林調査、GPS測量、システム利用研修など | 2 | 7/7・7/8 | 7/21・7/22 |
| 座学 | 自伐型林業に必要な経営(経営・個別相談) | 2 | 7/9・7/10 | 7/23・7/24 |
| 実技 | チェーンソー作業スキルアップ(選木・伐採) | 3 | 8/3〜8/5 | 8/17〜8/19 |
| 実技 | 林内作業車施業スキルアップ(枝払い・造材・搬出) | 2 | 8/6・8/7 | 8/20・8/21 |
| 5〜10名程度 | 19 |
自伐型林業独立経営スキル習得コース(独立編)
| 研修テーマ | 日数 | 10期生 | 11期生 | ||
| 座学 | 自伐型林業の経営法(資金繰り・山林確保・補助金確保) | 1 | 7/13 | 7/13 | |
| 座学 | 独立準備・団体設立方法・事業・活動計画の作り方と報告書 | 1 | 7/14 | 7/14 | |
| 座学 | 中間プレゼン(プレゼンの必要性) | 1 | 7/15 | 7/15 | |
| 座学 | 自伐型林業に必要な経営(経営・個別相談) | 1 | 7/16 | 7/16 | |
| 実技 | 現場スキルチェック(合同) | 1 | 7/17 | 7/17 | |
| 実技 | 山林施業スキルアップ (テーマ別・2〜3人での施業) ※作業道整備(特別講習含む) |
5 | 8/31〜9/4 | 9/7〜9/11 | |
| 5〜10名程度 | 10 | 7/13〜17 合同研修 | |||
自主トレーニング(自由参加)
| 研修テーマ | 日数 | 10期生 | 11期生 | |
| 実技 | スキル強化自主トレーニング | 個別対応 | 個別対応 |
自伐型林業卒業セレモニー
| 参加者30名 | 研修テーマ | 日数 | 10期生 | 11期生 |
|---|---|---|---|---|
| 卒業・座学 | 研修成果発表・卒業セレモニー | 1 | 11/13 | 11/13 |
| 大学校最大受講日数 | 40 |
森林技能・指導者養成コース(講師育成編)
| 研修テーマ | 日数 | |||
| 座学・実技 | 大学校の各コースでの補助 | 50 | ||
| 座学 | 4 | |||
| 実技 | 個別スキルアップ | 6 | ||
| 技術向上スキルアップ講習 | 60 |
フォローアップ
| 研修テーマ | 日数 | |||
| 座学 | 経営フォローアップ(個別対応) | 1 |
2026年度日程表

※スケジュールにない講習も実施予定です。
2026年度 第10〜11期生 最大20名
(2クール合計)を募集します。
(日程違いの1クール最小5名〜最大10名程度)





